「最近、なんだか疲れが取れにくくなった」
「鏡を見ると、肌のハリや髪のツヤが以前と違う気がする……」
そんな変化を感じやすい50代。
健康のためにと野菜中心の食生活を意識されている方も多いかもしれませんが、実は今こそ大切にしたいのが「お肉」の力です。
とはいうものの
「脂っこいステーキは胃がもたれるし、太りそう」と
敬遠してしまう気持ちも分かります。
そこで提案したいのが、元気を作る「赤身のお肉」と体をいたわる「白身の肉」を組み合わせた食スタイルです。
実は・・・
赤身肉は50代女性にとって単なるスタミナ源以上の「食べる美容液」のような存在。
なぜかというと・・・
- 鉄分が多く含まれている: 疲れやすさをカバーし、顔色をパッと明るく。
- 質の良いタンパク質: 健やかな筋肉、そしてハリのある肌や髪の土台に。
- 注目の「L-カルニチン」: 年齢とともに落ちがちな代謝をサポート。
そして鶏むね肉などの白身の肉には
- 高たんぱく低脂質:若々しい体型を維持する
- 胃腸に負担をかけない:脂質が少ないので消化吸収がスムーズ
- イミダペプチドが豊富:疲れにくい体をつくるために欠かせない成分
赤身と白身の肉にはどちらにも私たちに欠かせない栄養が詰まっています。
そこでお勧めしたいのが、特定の肉の「ばっかり食べ」ではなく、「質のいい肉を、少しずつ、賢く取り入れる」食べ方。
そんな、体も心も軽くなるような、大人のための肉の楽しみ方を一緒に見つけていきましょう。

🛒 迷ったらこれ!50代におすすめの肉の部位
スーパーに行くと、さまざまな部位のお肉が並んでいて
「いつも選ぶのに時間がかかっちゃう・・・」
そんな方も多いかと思います。
そんなとき、まずはこの部位をチェックしてみてください。
これらの部位は脂が少なく、栄養がギュッと詰まっています。
- 牛肉なら
「もも肉」や「ヒレ肉」。
特に「もも」は、鉄分が豊富で価格も比較的安定している、赤身肉の優等生です。 - 豚肉なら
「ヒレ肉」。豚肉の中でも一番脂肪が少なく、ビタミンB1(疲労回復のビタミン)がたっぷり。驚くほど柔らかいのが特徴です。 - 鶏肉なら: 「ささみ」や「むね肉」。
高タンパク・低脂質の王道。皮を取り除けば、最強のヘルシー食材になります。

💖 知っておきたい!赤身肉の痩せ成分「L-カルニチン」
牛肉や豚肉で、赤身肉をお勧めした最大の理由は「L-カルニチン」が多いことです。
- 脂肪を燃やす「運び屋」さん
私たちの体の中には、脂肪をエネルギーに変える「燃焼工場」があります。
「L-カルニチン」は、その工場へ脂肪を運び込む「トラック」のような役割をしています。 - 50代からの代謝をサポート
残念ながら、この「L-カルニチン」は年齢とともに体内で作られる量が減ってしまいます。
「食べていないのに太りやすくなった」「体が重だるい」と感じるのは、この運搬役が不足して、脂肪がうまく燃焼されていないからかもしれません。 - 牛肉に圧倒的に多い
「L-カルニチン」は、色が赤いお肉ほど豊富に含まれるのが特徴です。
鶏肉や豚肉にも含まれますが、特に牛肉(もも肉など)にはその数倍〜数十倍の量が含まれています。
「お肉を食べると太る」というイメージがありますが、実は「赤身肉を食べることで、燃えやすい体づくりをサポートできる」のです。

✨ 疲れの根本に届く!最強の成分「イミダペプチド」
そして、鶏肉だと「むね肉」がお勧めです。
鶏の「むね肉」には「イミダペプチド」と呼ばれる、肉界最強の疲労回復の成分が含まれています。
- 鳥のパワーの源
「イミダペプチド」は、数千キロを不眠不休で飛び続けることを可能にした鳥の「翼の付け根(むね肉)」に多く含まれ、細胞のサビを防ぐ強力なパワーを持っています。 - 脳と体の疲れをリセット
「イミダペプチド」は、加齢とともに感じやすくなる「どんよりした疲れ」や、忙しさによる「脳の疲れ」にダイレクトに働きかけ、自律神経のバランスを整えてくれます。 - 日常に取り入れやすい価格
鶏むね肉は100gで100円ちょい。安いくて、手に入りやすくて、食べ飽きない。3拍子そろった完璧素材。1日約100g(手のひらサイズ)の鶏むね肉で、1日の理想的な摂取量をクリアできます。
実は、科学的にも「肉界最強の疲労回復成分」としてイミダペプチドは注目されているんです。
世の中には「疲れに効く」と言われる食材がたくさんありますが、多くの研究で「最も確実に疲れをリセットする」と太鼓判を押されたのがこの成分。単にエネルギーを補給するだけでなく、疲れの根本原因である「細胞のサビ」を直接取り除いてくれる、50代の救世主なんです。
日本予防医薬株式会社(イミダペプチド、イミダゾールジペプチドなど) 疲労を科学した抗疲労プロジェクトとは
つまり「寝ても疲れが取れない……」と感じる時こそ、赤身肉の鉄分に加えて、鶏むね肉のイミダペプチドを味方につけるのが、50代からの新常識なんです。

🍖【牛肉の日】【豚の日】【鶏肉の日】どれにする?
では、これらの肉をどのように組み合わせたらよいのでしょうか?
50代からの食事でお勧めしたいのは「今の自分の体調に合わせて選ぶ」賢い楽しみ方です。
毎日、同じお肉を食べるのではなく「今日は燃やしたい日?それとも癒やしたい日?」と自分に問いかけて、牛肉、豚肉と鶏肉を日によって使い分けてみるんです。
その日の自分にぴったりの栄養を選ぶことで、体も心ももっと軽くなるはずです。
例えば、下のような感じで、体調や予定に合わせて、今のあなたに必要な「お肉のパワー」を選んでみましょう。
| 選び方の基準 | おすすめのお肉 | 期待できる「大人の体」への効果 |
| 「今日はアクティブに動くぞ!」という日 | 牛肉 (L-カルニチン) | 加齢で減りやすいL-カルニチンを補給。脂肪を効率よく燃焼し、太りにくい体づくりをサポートします。 |
| 「イライラやむくみ、糖質が気になる」日 | 豚肉 (ビタミンB1) | 【代謝】 糖質を効率よくエネルギーに変え、イライラや倦怠感をスッキリさせます |
| 「ちょっと疲れが溜まっているな…」という日 | 鶏むね肉 (イミダペプチド) | 脳や筋肉のサビ(酸化)を防ぎ、溜まった疲労をリセット。明日への活力をチャージしてくれます。 |
50代の賢い「食べ分け」活用術
🐮 週の始まりは「牛肉」でエンジン始動!
週の前半など、家事や仕事に集中したい日は牛肉の出番。
L-カルニチンがエネルギー代謝を助けてくれるので「動ける自分」をバックアップしてくれます。
ポイント: 脂の多い部位より「ヒレ」や「モモ」などの赤身を選ぶと、胃もたれせずL-カルニチンを効率よく摂取できます。
🐷 週中盤は「豚肉」でエネルギーの交通整理
豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は、別名「疲労回復ビタミン」。
ご飯やパンなどの「糖質」をエネルギーに変えるときに欠かせない栄養素です。50代になって「ご飯を少し食べただけで太りやすくなった」「なんだか体が重だるい」と感じる方は、このビタミンB1が不足しているかもしれません。
ポイント:玉ねぎ・ニラ・にんにく これらに含まれる「アリシン」という成分が、ビタミンB1の吸収率をグンと高めてくれます。豚キムチや豚の生姜焼きは、理にかなった最強の組み合わせなんです。
🐔 週末や忙しかった翌日は「鶏むね肉」で休息を
「なんだか体が重い」「夕方になるとぐったりする」…
そんな日は、鶏むね肉に含まれるイミダペプチドの力を借りましょう。
自律神経を整え、疲れを翌日に持ち越さないための「食べる休息」になります。
ポイント: 鶏むね肉はパサつきやすいですが、そぎ切りにしてお酒や片栗粉でコーティングしてから焼くと、しっとりジューシーに仕上がりますよ。
無理に「毎日お肉を食べなきゃ!」と構える必要はありません。
自分の体と対話しながら、
「今日は牛肉で燃やそうかな?」
「疲れがたまっているから豚肉でチャージしようかな?」
「鶏肉で労わろうかな?」
と選ぶプロセスそのものが、自分を大切にする一歩になります。
「今日はどのパワーを借りようかな?」と冷蔵庫を開けるのが楽しみになりませんか?

おわりに:自分を慈しみいたわる
私たちの体は、私たちが食べたものでできています。
「なんとなく」で選ぶのではなく、今の自分の声に耳を傾けてお肉を選んでみる。それは、自分自身を大切に労わる、とても素敵な習慣です。
50代は、心も体も変化の大きい時期。完璧を目指す必要はありません。その日の体調に合わせて、「今日はこれが必要かな?」と選ぶプロセスそのものを楽しんでみてくださいね。