海は私たち生き物が生まれた場所!
私たちが、いったいなんなのか知るために、まずは海に生きている生き物を知ろう!!
と思ったら、まずは磯遊びに行きましょう!
海に磯遊び・・・?
ちょっと面白そうだけど、大の大人が海を一人で覗き込むなんて、なんだか子供っぽくて気恥ずかしいし、そもそ体力的にきつくないかな・・・と不安になりますよね。
そこで今回は、「大人のための、スマートで無理のない磯遊び」を楽しむためのコツをご紹介していきます。

🌊 私がいつも訪れる、とっておきの場所
私が生き物観察のためにいつも足を運んでいる、お気に入りの海岸を少しだけご紹介します。

具体的な場所の名前は、地元の方々の静かな環境を守るためにも秘密にさせていただきますが、一見何の変哲もない岩の転がっている海岸です。
岩がただ転がっているようで、何の生き物も見当たりませんが、実はこの岩と岩の間にたくさんの生き物が住んでいます。
海の生き物の観察はこの「岩と岩の間を覗きこむ」という観察スタイルです。
⚠️ 「大人の観察」は、まず坂道との戦いから
全国にはいろいろな岩場があると思いますが、この場所は崖の下にあって、海にたどり着くには、息が切れるほどの「急な坂道」を下っていかなければなりません。

「観察に行くぞ!」と意気込んでも、この坂道を見ただけで「帰りはこれを登るのか……」と、体力が不安な大人(私を含め!)は少しひるんでしまうかもしれません。
坂道は大変ですが、ゆっくり自分のペースで歩けば大丈夫。
途中の景色を楽しむのも、大人の余裕です
でも、その険しい道のりの先には、都会では決して見られない豊かな世界が待っています。
🔎 生き物を探すなら「岩場」がキーワード
もし皆さんが「自分でも観察に行ってみたい」と思ったら、まずは 岩場のある海岸 を探してみてください。
多くの生き物は岩場に「くっついて」生活をしています。
きれいな砂浜に生き物は多いのかな?
と思うかもしれませんが、意外に砂浜には生き物は少なく、ごつごつとした歩きにくく、近づきにくい岩場の間に生き物は潜んでいます。


砂浜よりも足場は少し不安定ですが、じっと目を凝らすだけで、驚くほどたくさんの命に出会うことができますよ。
🧤 大人の磯遊びの装備
岩場や急な坂道を安全に、そしてスマートに楽しむための「大人の装備」についてまとめました。
重装備にする必要はありませんが、「これだけは!」というポイントを押さえるだけで、疲れにくさと安心感が格段に変わります。
👟 1. 最も重要なのは「足元」
岩場は想像以上に滑りやすく、ゴツゴツしています。
サンダルや普通の運動靴では、怪我や疲れの原因に。
大人の観察なら、ここには少しこだわりたいところです。
| 靴の種類 | おすすめ度 | 理由 |
| マリンブーツ(フェルト底) | ★★★ | 苔の生えた濡れた岩でも滑りにくく、最も安全です。 |
| マリンシューズ(ゴム底) | ★★☆ | 砂浜や乾いた岩場ならOK。コンパクトで持ち運びも楽。 |
| 履き古したスニーカー | ★☆☆ | 紐をしっかり締めれば使えますが、濡れると重くなるのが難点。 |
| ウェーダー(胴長) | ★★★ | 著者の使っているタイプ。腰までぬれずに歩いて行ける。タイドプールだけの観察なら必要なし。 |

クロックスやビーチサンダルは厳禁!
脱げやすく、鋭い貝殻で足を切る恐れがあります。
また、坂道を上り下りする際も足首を痛めやすいので避けましょう。

🎒 2. これだけは持っていきたい「最低限の持ち物」
どこの岩場でも大きな荷物は負担になるもの、荷物を最小限にして体の負担を減らしましょう。
- 軍手(またはマリングローブ)
- 岩を掴んで移動する際、フジツボや鋭い岩から手を守ります。
- 帽子と飲み物
- 海辺は遮るものがありません。熱中症対策は必須です。
- リュックサック
- 両手を空けることが、岩場での最大の安全対策です。
- サングラス
- 日差しに照らされて、海の中は見にくいです。
偏光サングラスがあるとお勧めです。
- 日差しに照らされて、海の中は見にくいです。
- タオルと着替え(車に置いておく)
- 足元が濡れるのは想定内。
帰りの車内を快適にするための準備です。
- 足元が濡れるのは想定内。

💡 大人のための「ちょっとしたコツ」
- 「スマホ防水ケース」は必須
スマホで撮影する場合は「うっかりドボン…」しないように防水をしておきましょう。 - 「観察」に徹する
あれもこれもと網を持って追いかけるより、まずは「じっと水の中を覗く」のが大人のスタイル。動かずに待っていると、岩の隙間から隠れていたカニやエビがひょっこり姿を現しますよ。 - 防水カメラがお勧め
岩場は足元が滑りやすく、手袋をしていると操作しにくく、うっかりスマホを海に落とすことも多くなるものです。防水カメラだと落しても安心ですし、海の中も撮影できて楽しいです。

🏁 まずは一歩踏み出す準備から
今回は、海観察を始める前の「心の準備」と「足元の準備」についてお話ししました。
滑りやすい岩場を安全に歩くための装備さえ整えば、もう不安はありません。大人の知恵と少しの道具があれば、海は一気に「未知の発見に満ちたフィールド」へと変わります。
さて、準備が整ったところで、いよいよ次は「実際にどんな生き物に出会えるのか?」という本題に入っていきたいと思います。
じっと目を凝らした先に広がる、驚くほど豊かで不思議な生命の世界。
次回の投稿では、初心者の方でも見つけやすい生き物や、彼らを見つけるための「ちょっとしたコツ」を具体的にご紹介しますね。
どうぞお楽しみに!