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50代から始める「パッションフルーツ習慣」:体の内側から輝くための秘密の果実

パッションフルーツ体の内側から輝く為の秘密の果実

なぜ今、パッションフルーツなのか?50代女性の心と体を応援する理由

あなたは最近、鏡を見るのが少し憂鬱になったり、若い頃にはなかった体の変化を感じることはありませんか?

肌のハリ不足、疲れやすさ、そして年齢を重ねるごとに増えるシミやシワ。

これらは50代の多くの女性が抱える悩みですが、他の人に伝えにくく、一人で抱えてしまいがちな悩みでもあります。

しかし、これらの悩みに寄り添い、体の内側から根本的にサポートしてくれる、驚くべき天然のスーパーフードがあります。それが、南国の宝石「パッションフルーツ」です。

パッションフルーツは、単なる甘酸っぱいフルーツではありません。

科学的に50代の心と体の両方をサポートする最高のパートナーであることが、近年の科学的な研究によっても明らかになっています。この果物には、美容と健康の課題に多角的にアプローチするための、非常に価値ある栄養素が凝縮されているのです。

ここではそんなパッションフルーツの実力を徹底的に解説します。
また、上手な見分け方や簡単レシピもご紹介します。
ぜひ、買い物の参考にしてください。

肌の輝きを取り戻す「内側からのアンチエイジング」

パッションフルーツが持つ、肌の若々しさを保つ上で欠かせない栄養素は、ずばり「ビタミンCとβカロテン」です。

「ビタミンC」は、肌の土台を支えるコラーゲンの生成を促す働きがあり、ハリと弾力を保つために不可欠な成分です。また、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する作用も期待できるため、透明感のある肌を育みます。

そして「βカロテン」は、体内で必要に応じてビタミンAに変換される栄養素です。
体内で変換されたビタミンAには高い抗酸化作用があり、紫外線やストレスによって体内で発生する「活性酸素」の働きを抑える役割を果たします。ちなみに活性酸素は、肌の細胞を酸化させ、老化を早める主要な原因の一つです。

パッションフルーツには、このビタミンCと βカロテンの両方が多く含まれているので、肌のハリを保ち、活性酸素の発生を根本から防ぎ、若々しさを保つ「内側からのアンチエイジング」をサポートするのです。

ビタミンCと βカロテンの栄養素が一体となって働き、加齢による肌の悩みにアプローチし、輝きを取り戻す手助けとなってくれるのです。
パッションフルーツの栄養と効能がすごい!沖縄パッションフルーツ特集ページ|おきふる

驚きの「種の力」:細胞レベルで若返りを促す『ピセアタンノール』

そして、最新の研究で明らかになったパッションフルーツの最大の魅力は果肉の中に含まれる「種」です。

「種」なんて捨てるものでしょ?!
と思った方もいらっしゃるかと思います。

けれど、それはとっても・・・もったいないんです。

実はこの種の中には、アンチエイジング効果で近年注目されている特別なポリフェノール「ピセアタンノール」が豊富に含まれていることが、科学的な研究によって明らかになったのです。

「ピセアタンノール」という聞きなれない言葉ですが、ポリフェノールの一種と言われ、ブドウやピーナッツにも入っている成分です。その中でもパッションフルーツには豊富に含まれ、また水溶性のため体にも吸収されやすくアンチエイジング成分として注目されています。

パッションフルーツの本当の価値が、これまで捨てられていた部分にあったといから驚きです。
ピセアタンノール - Wikipedia

ピセアタンノールは、単なる民間伝承ではなく、日本の大手企業である森永製菓が世界で初めてパッションフルーツの種子から高濃度で抽出することに成功し、「パセノール™」という商標名で展開するなど、科学的に裏付けられた研究が進められています。
森永製菓株式会社 - おいしく、たのしく、すこやかに

大学の研究でも、このピセアタンノールが、紫外線によって生じる活性酸素(ROS)の産生を抑制する作用を持つことが報告されており、美容への効果が期待されています。さらに、ピセアタンノールは脂肪のβ酸化を促進する可能性も示唆されており、単なる美容だけでなく、体型維持を意識する方にとっても心強い味方となるでしょう。
レスベラトロール類似体由来のポリフェノール特異的自然抗原決定基の同定
パセノール™(ピセアタンノール)の生理作用“パッション(情熱)”を込めた独自素材

このように、パッションフルーツは、果肉だけでなく種も一緒に食べることで、その秘められた力を最大限に引き出すことができるのです。
南国のパッションフルーツの値段は1個〇〇円?!旬の時期や産地&おすすめの食べ方を紹介!

美しさを支える「包括的な健康サポート」

美しさは、体の健康なくしては成り立ちません。
パッションフルーツは、美肌効果だけでなく、50代の健康課題にアプローチする多様な栄養素を含んでいます。

例えばカリウムは、高血圧や心筋梗塞の予防に役立つことが期待されています。
また、女性に多い貧血の予防に役立つ鉄分や、赤血球の生産を助ける葉酸も含まれています。

さらに、ビタミンB6は疲労からくる免疫力の低下を緩和し、肌トラブルやストレスの緩和にも効果的であるとされています。

さらにさらに、パッションフルーツには豊富な食物繊維が含まれており、腸内環境を整える効果も期待できます。腸内環境が改善されると、老廃物の排出がスムーズになり、肌の調子が整い、免疫力も向上すると言われています。「体の内側から美しく」という考え方は、腸活と密接に結びついており、パッションフルーツはまさにその実践を助けてくれる果物なのです。

パッションフルーツを日常に取り入れる「賢い」方法

失敗しない!プロが教える「選び方」と「追熟」のコツ

パッションフルーツは、日本国内では主に南西諸島や鹿児島県、沖縄県、千葉県などで栽培されており、6月から8月にかけてが最も美味しい旬の時期とされています。

実は美味しいパッションフルーツを見分けるには、通常の果物とは違った目線が必要になります。

それは一般的に、「新鮮な果物はツルツルで張りがあるもの」ですよね?
でもパッションフルーツは、この常識は当てはまりません。

パッションフルーツを一番美味しく食べられるのは、購入後しばらく常温で追熟させ、表面にシワが出てへこんだ状態になったものなのです。

これは、果実の水分が徐々に蒸発し、その分、酸味が和らいで甘みが凝縮された状態になった証拠です。もし酸味が強いものが好みであれば、ツルツルの状態で冷やして食べるのがおすすめです。この「ツルツルからシワシワへ」という変化を理解することで、パッションフルーツの美味しさを最大限に楽しむことができます。

皺の寄った熟れたパッションフルーツ

毎日の美容と健康に効く簡単レシピ集

せっかくパッションフルーツを手にしても、どうやって日常に取り入れたらいいか分からないという方もいるかもしれません。ここでは、忙しい方でも無理なく続けられる、簡単で美味しいレシピを目的別に紹介します。

目的レシピ名材料作り方
美肌・アンチエイジングパッションフルーツとマンゴーのスムージーパッションフルーツ1個、冷凍マンゴー100g、バナナ1本、牛乳100ml、はちみつ大さじ2、氷50g全ての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌します。トッピング用に少量取っておくと、見た目も華やかになります。
腸活サポートパッションフルーツヨーグルトパッションフルーツ1/2個、プレーンヨーグルト150ml、はちみつまたはメープルシロップ少々追熟させたパッションフルーツを半分に切り、スプーンで中身をすくい、ヨーグルトにかけて混ぜるだけ。朝食にぴったりです。
リフレッシュパッションフルーツ炭酸ドリンクパッションフルーツ2個分、レモン汁大さじ1、はちみつまたはシロップ小さじ2、炭酸水、氷適量パッションフルーツとレモン汁、甘味料をグラスに入れ、氷と炭酸水を注いで混ぜます。爽やかな香りで気分転換にもなります。

パッションフルーツの食べ方やおいしいレシピご紹介! | デリッシュキッチン
基本からアレンジまで!思わずつくりたくなる「パッションフルーツ」のレシピ集 | クックパッド

賢い保存テクニック:美味しさを長持ちさせる方法

パッションフルーツを美味しく長く楽しむためには、適切な保存方法を知っておくことが大切です。

  • 常温保存:購入時の皮がツルツルしている場合は、追熟させるために風通しの良い、直射日光の当たらない場所で保存します。
  • 冷蔵保存:表面にシワが出て食べ頃になったら、乾燥を防ぐためにポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室へ入れます。これで約2週間ほど保存可能です。
  • 冷凍保存:長期保存したい場合は、表面にシワが出始めた状態で丸ごと冷凍する、もしくは果肉と種だけを密封容器に入れて冷凍します。シャーベット状にしてスプーンでそのまま食べるのもおすすめです。

知っておきたい「真実」と安心して楽しむための注意点

コラム:意外な名前の由来「情熱の果物」の本当の意味

パッションフルーツは、その甘酸っぱい風味と鮮やかな色から「情熱の果物」と思われがちですが、実はその名前の由来には意外な真実が隠されています。ここでいう「パッション(Passion)」は、英語でいう「情熱」ではなく、キリスト教において「キリストの受難(Passion)」を意味しています。

16世紀に南米に渡った宣教師が、この独特な形の花を見て、十字架にかけられたキリストの姿に見立て、布教活動に利用したことが名前の由来とされています。また、日本ではその花の形が時計に見えたことから、「果物時計草(くだものとけいそう)」という和名で親しまれています。

パッションフルーツの花

安心して楽しむために:摂取上の注意とリスク

パッションフルーツは一般的に安全な果物ですが、食物繊維を多く含むため、過剰に摂取すると消化不良を引き起こす可能性があります。適量を心がけることが大切です。

さらに、特筆すべき注意点として、「ラテックス-フルーツ症候群」のリスクが挙げられます。これは、天然ゴム製品(ラテックス)にアレルギーを持つ人の30%から50%が、特定の果物や野菜を摂取することでアレルギー反応を引き起こす可能性が示唆されているものです。

パッションフルーツは、アボカド、バナナ、キウイフルーツなどとともに、この症候群との関連が報告されている果物の一つです。症状としては、口腔アレルギー症候群(口の中のかゆみや腫れ)、喘鳴、じんましん、さらにはアナフィラキシーといった全身症状が出る場合もあります。

ラテックスアレルギーの既往がある方や、これまでパッションフルーツを試したことがない方は、まずはごく少量から試すか、摂取を避けるようにしてください。
クミタス 読み物 パッションフルーツについて〜ラテックス‐フルーツ症候群
(株)BMLアレルギーTopics

最後に、これまでに解説したパッションフルーツの主要な栄養成分と効果について、表にまとめました。

主要栄養素・成分含まれる部位主要効果(美容・健康)備考
ビタミンC果肉、種コラーゲン生成促進、メラニン生成抑制、美肌、免疫力向上水溶性ビタミン。抗酸化作用。
βカロテン果肉、種抗酸化作用、アンチエイジング、粘膜の健康維持体内でビタミンAに変換。
ピセアタンノール種子に特に豊富抗酸化作用、細胞の老化防止、脂肪燃焼促進ポリフェノールの一種。希少成分。
食物繊維果肉、種腸内環境改善、便秘解消、デトックス美容と健康の基本。
葉酸果肉、種貧血予防、赤血球の生産促進特に女性に嬉しい栄養素。
カリウム果肉、種高血圧予防、心筋梗塞予防、むくみ対策現代人に不足しがちなミネラル。
ビタミンB6果肉、種疲労回復、ストレス緩和、免疫力低下の緩和50代の疲労回復をサポート。

まとめ:パッションフルーツは50代の「なりたい自分」を応援する

ここでは、パッションフルーツが持つ美容と健康への効果を、科学的根拠に基づきながらくわしく解説しました。

パッションフルーツは爽やかな酸味と甘みが美味しいだけでなく、肌の老化を根本から防ぐ抗酸化作用を持っています。そしてこれまで捨てられていた種から「ピセアタンノール」と呼ばれる、アンチエイジングに効果がある成分が注目されています。

パッションフルーツは、体の内側から輝きを引き出し、50代の女性が直面する様々な健康課題を包括的にサポートする、まさに天然のパートナーといえるでしょう。

パッションフルーツは、旬の時期を選び、追熟のサインを見極め、賢く食生活に取り入れることで、その力を発揮します。

今日からでも始められる簡単なレシピを参考に、パッションフルーツの美容パワーをもらって、さらに輝く自分を目指してみませんか?

この果物が、あなたの「なりたい自分」を心と体の両方から応援してくれることを願っています。

参考文献

パッションフルーツ - Wikipedia
ガーデニングQ&A|アースガーデン ~園芸用品~|アース製薬株式会社 (earth.jp)
トケイソウ - Wikipedia
【パッションフルーツの食べ方】食べ頃・レシピ・冷凍保存法まで完全網羅 | ほほえみごはん-冷凍で食を豊かに-|ニチレイフーズ

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