株式投資を始めた方の中には「株価の予想ができたらいいのに・・・」と思う方も大勢いらっしゃるかと思います。
もしも明日、株価が上昇することを予想出来たら、必ず利益を出すことができるでしょう。
けれど、できるだけ情報を集めたつもりだったのに当てが外れたり、まったく期待していなかったのに急上昇したりして、自分は投資に向いていないのではないか・・・と感じることもあるのではないでしょうか?
けれど、そもそも株価を予想することはできるのでしょうか?
世の中にはたくさんの情報があり、予想して大当たりした人もたくさんいます。
そのような人を見習って、言うとおりにした方が成功するのでしょうか?
ここでは、株価の予想手法と有名投資家たちを参考にして株価の予想について解説します。

成功投資家になるために
投資家なら誰でも、株価の未来を知って、投資で成功したいと思っているのではないでしょうか?
でも実は、株式投資で成功するために、株価を正確に予測することは必ずしも必要ではありません。むしろ、将来を完璧に予測することは不可能であり、自分の予想に固執すると大きな損失につながる可能性があります。
なぜ株価予測が難しいのか、そして成功するために何が必要なのかを、もう少し詳しく説明しましょう。
なぜ株価予測が難しいのか?
なぜ、株価を予想することが難しいのでしょうか?
それには次のような理由があるからです。
- 不確定要素の多さ
株価は、企業の業績、経済状況、市場心理、政策変更など、数多くの要因によって複雑に動き、これらの要素は常に変化し続けています。 - 過去のデータだけでは不十分
過去の情報から将来を分析する手法もありますが、市場環境は常に変化するため、過去のデータが将来の動きを必ずしも正確に反映するとは限りません。 - 市場の効率性
情報が迅速に伝わる現代において、市場は非常に効率的であり、新しい情報が価格に反映されるスピードが速いため、常に割安な銘柄を見つけることは困難になっています。
このように、株価は常に変化する環境の中で、絡み合って動いています。
そんな中で、過去の動きを参考にして次の動きを予想したとしても、その複雑さから同じ動きをするとは限りません。そのため株価を予想することは非常に困難なのです。
情報を先につかむインサイダー取引
けれどもしも、だれよりも先に重要な情報を手に入れていたとしたらどうでしょうか?
もしかしたら、誰よりも先駆けて利益をつかむことができるかもしれません。
例えば、ある企業が「新商品の開発に成功した」とか、「社長が不祥事で新社長に交代する」などの、社内でしか知らない重要な情報を得て、みんなより先に、安い株価で買っておいて、高値になったときに売れば確実に利益をだすことができます。
けれど、社内の内部情報を知ったうえで、株を購入することは「インサイダー取引」と言われ違法とされています。
実は、インサイダー取引の歴史は株式市場の歴史と同じくらい古く、古代ギリシャの時代にはすでにインサイダー取引の類似事例が記録されています。紀元前4世紀頃のギリシャの哲学者アリストテレスは「株式市場の価格変動は内部者情報の流出によって引き起こされる可能性がある」と指摘しているほどです。
会社の内部情報を知っている人は、一般の投資家よりも有利な立場に立って株の売買ができます。けれどこの行為は、株式市場の公平性を損なうことになります。
もし市場の中で、インサイダー取引が横行すると、株価が不当に上下し市場が混乱する恐れがあります。
このため、日本でも、世界中でもインサイダー取引は違法とされています。
市場の公平性を保つために、内部情報を手に入れて利益を出すことはできないのです。
ネットが発達したおかげで企業の財務情報や世界で起こっている様々なニュースは、瞬時に世界中の人が共有出来るようになっています。なので、投資のプロでさえも、私たちが手にできる情報以上に知ることはできないと言われています。

株価を予想する3つの手法
投資の世界には投資を本業にしているプロがいます。
彼らは一日中世界中の市場の動向をチェックし、世界中の経済の動き、政治の駆け引き、新しいテクノロジー、気象、自然災害、地政学上のリスク、企業の業績、各国の政治家の不祥事や発言、為替・・・・・・などの情報を集めそれを元に状況を分析しています。
株価の完全な未来の予想は困難ですが、過去の株価の動きや経済指標などを分析することで、ある程度の予測は可能です。
例えば、景気サイクルが拡大期にある場合、株価は上昇する傾向がありますし、金利が低い場合、株価は上昇する傾向があります。
株価の予想のために、今までも多くの手法が考えられています。
その中でも代表的な「ファンダメンタル分析」「テクニカル分析」「クオンツ分析」を見ていきましょう。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析は、企業の本質的な価値を評価し、その価値と現在の株価を比較することで、株価の割安・割高を判断しようとする分析手法です。
企業の財務状況(売上高、利益、負債など)、事業内容(業界の成長性、競合との比較など)、そして経済状況(景気動向、金利など)といった基礎的な要因(ファンダメンタル)を総合的に分析することで、将来の収益を予測し、株価の長期的な動向を把握しようとするのです。
株価に与える影響の基礎的な3つの要素
プロがファンダメンタル分析で注目する項目は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
- マクロ経済環境
- 景気動向:GDP成長率、失業率など
- 金融政策:金利、為替レートなど
- 政府政策:規制緩和、財政政策など
- 業界分析
- 業界の成長性:市場規模、競合状況など
- 業界の構造:参入障壁、サプライチェーンなど
- 業界のトレンド:新技術、規制変化など
- 企業分析
- 財務分析:収益性、成長性、安全性など
- 事業内容:製品・サービス、競争優位性など
- 経営陣:経営戦略、リスク管理など
ファンダメンタル分析では、これらの要因を総合的に評価して、企業の将来の収益力や成長性を予測し、株価の「適正な水準」を算出することを目指しています。
ファンダメンタルズ分析では、株価が一時的に乱高下しても、最終的には企業の「本質的な価値」に収斂していくという考え方(価格収斂の法則)が根底にあります。
ファンダメンタルズ分析のメリット
- 中長期的な投資に適している
短期的な株価の変動に振り回されず、企業の長期的な成長に投資することができます。 - リスク管理
企業の財務状況などを詳しく分析することで、投資のリスクを評価することができます。
ファンダメンタルズ分析のデメリット
- 情報収集に時間がかかる
企業の財務諸表や業界レポートなど、多くの情報を集める必要があります。 - 専門的な知識が必要
財務分析や経済分析の知識がないと、正確な評価が難しい場合があります。 - 短期的な株価変動には弱い
短期的な株価変動は、企業のファンダメンタルズとは関係のない要因(例えば、市場心理、テクニカル分析など)によって大きく左右されることがあります。
ファンダメンタルズ分析は、企業の本質的な価値に基づいて投資判断を行う上で非常に重要なツールです。
けれど、株価は経済全体の影響を受けて上下することもあります。ファンダメンタル分析は、そのような短期的な分析には適してはいません。
テクニカル分析
さらに、株価の動きを見定めて次がどうなるかを予想する「テクニカル分析」という手法もよく使われています。
テクニカル分析とは、過去の株価の動きやチャートのパターンから、将来の株価の動きを予測しようとする分析手法です。過去のチャートパターンから短期的な売買タイミングを捉えることはできますが、市場のトレンドが変化した影響が表れにくいという特徴があります。
なぜテクニカル分析をするのか?
- 過去の動きが未来の動きを暗示する
過去の株価の動きには、ある程度の法則性やパターンが存在すると考えられています。 - 心理的な要素を捉える
株価は、投資家の心理(買いたい、売りたい)を反映したものです。
テクニカル分析は、この心理的な動きを可視化し、分析することができます。 - 他の投資家と共通の言語を持つ
チャートパターンや指標は、多くの投資家間で共通の認識として共有されています。
テクニカル分析は、過去の値動きのパターンから、人々がどのように行動する傾向があるかを統計的に分析します。そして、過去の経験から多くの投資家が次も同じような行動をとる傾向があると考えます。
テクニカル分析で使うもの
- チャート:株価の動きを視覚的に表したもの。
- ローソク足:一定期間の株価の始値、高値、安値、終値を視覚的に表したもの。
- テクニカル指標:移動平均線、RSI(相対力指数)、MACD(通称マックディー)など、株価の動きを数値化し、分析するための指標。

テクニカル分析のメリットとデメリット
- メリット
- 過去のデータに基づいているため、比較的客観的な分析が可能
- 短期的な売買判断に役立つ
- 経済学的な知識がなくても始められる
- デメリット
- 過去のデータが必ずしも将来を正確に予測するとは限らない
- 突発的な出来事には対応しにくい
- 指標の数値に振り回されてしまう可能性がある
テクニカル分析は、過去のチャートパターンは、将来も繰り返される可能性がある、という考えに基づいています。過去は未来を映す鏡ではないので、あくまでも参考程度に留めておくことが重要ですが、テクニカル分析を予想の手法として使っている人が多い、ということは知っておいた方がよいでしょう。
定量的アプローチ(クオンツ分析)
最近では、AIやビッグデータを扱った分析も各証券会社も導入していて人気があります。
クオンツとは、Quantitative(数量的)の略で、数値データを基に、高度な数学や統計学を用いて、株式市場や金融市場を分析する手法、あるいはその手法を用いる人のことを指します。
クオンツ分析の特徴
クオンツ分析では大量のデーターを使って、株価の予想を行います。
- データ重視
過去の株価データ、企業の財務データ、経済指標など、数値化できるあらゆるデータを活用します。 - モデル化
データに基づいて、株価の動きを予測する数学モデルを構築します。 - アルゴリズム取引
構築したモデルに基づいて、コンピュータに売買を自動実行させるアルゴリズム取引に活用されます。 - 高度な専門性
数学、統計学、プログラミングなど、システムの構築には高度な専門知識が必要とされます。
クオンツ分析とは、単にたくさんのデータを使って株価を予想するだけでなく、高度な数学や統計学を用いて、より精緻な分析を行うことを指します。
クオンツ分析のメリット
- 客観性:人間の感情や心理的なバイアスが入りにくく、客観的な分析が可能。
- スピード:コンピュータによる高速な計算で、大量のデータを短時間で処理可能。
- 効率性:人工知能などを活用することで、より複雑な分析や予測が可能。
クオンツ分析のデメリット
大きな可能性を持つクオンツ分析ですが、デメリットもあります。
- モデルの限界
モデルは過去のデータに基づいて構築されるため、市場環境の変化に対応できない可能性がある。 - システムリスク
コンピュータシステムの障害や誤動作により、大きな損失が出る可能性がある。 - ブラックボックス化
複雑なモデルは、専門家以外には理解しづらい「ブラックボックス」となる可能性がある。
クオンツ分析は、大量のデータを活用し、高度な数学モデルを用いて、より正確で客観的な分析ができると期待されています。
けれど、精度が常に保証されるわけではないので、システムリスクなどの注意すべき点もあり注意が必要です。
クオンツ分析と通常の株式分析の違い
区分 | 通常の株式分析 | クオンツ分析 |
---|---|---|
分析手法 | 主観的な判断、経験則 | 客観的なデータ分析、数学モデル |
対象データ | 株価チャート、企業情報など | 数値化可能なあらゆるデータ |
分析ツール | チャート分析ツール、スプレッドシートなど | プログラミング言語、統計ソフトなど |
売買判断 | 人間の判断 | アルゴリズムによる自動売買 |
クオンツ分析は、ビッグデータを含む様々なデータを活用し、数理モデルと統計手法によって株価を予測する高度な手法です。
しかし、万能ではなく、モデルの構築やパラメータの設定など、専門的な知識と経験が必要となります。
また、市場は常に変化するため、継続的な検証と改善が求められます。

ウォール街のランダムウォーク
これだけの分析をプロはしているのだから「株価予想はプロに任せておけば安心だ」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、ちょっと待ってください!
バートン・マルキール氏の著書「ウォール街のランダム・ウォーカー」で有名な、チンパンジーがダーツで選んだ銘柄で構成されたポートフォリオの話をご存知でしょうか?
この話は、投資におけるランダムウォーク仮説をユーモラスに表したもので、チンパンジーが株式投資でプロの投資家よりも良い成績を収めたという逸話は、投資の世界における重要な概念を理解する上で非常に興味深い話なので詳しく見ていきましょう。
- 1973年、マルキール氏はダートマス大学の学生たちと実験を行いました。
- 実験内容は、学生たちが目隠しをした状態で新聞の株式欄から銘柄をランダムに選び、その銘柄を購入するというものでした。
- 一方、プロの投資家たちは、それぞれの分析に基づいて銘柄を選んでいました。
- 5年間の実験の結果、目隠しをした学生たちのポートフォリオは、プロの投資家たちのポートフォリオよりも高いリターンを上げたのです。
この結果は、市場が効率的であり、個々の銘柄を分析しても、市場全体のパフォーマンスを上回ることは難しいことを示唆しています。つまり、長期的な投資においては、個別の銘柄を選ぶよりも、インデックスファンドなどの分散投資の方が有利であるということです。
市場の効率性
マルキール氏は市場の効率性について次のようにシンプルに表現しています。
市場以上のことを知っている人はいない
バートン・マルキール
ここで表現されている市場の効率性とは、すべての情報はすぐに市場価格に反映されているというマンキール氏の立てた仮説です。
市場に影響がある次のような情報は、すぐに市場価格に反映されると考えられています。
- 企業業績に関する情報:業績予想、決算発表、新製品発売など
- 経済指標::GDP成長率、失業率、金利など
- 政治・社会情勢:政変、戦争、テロ事件など
- 投資家心理:楽観・悲観、リスク許容度など
これらの情報が市場に反映されると、投資家は将来の株価変動を予想し、売買判断を行います。
その結果、株価は常に適正な水準に調整されると考えられています。
市場の効率性が成立していれば、次のようなことが言えます。
- 投資家は、市場平均のリターンを超えることはできない
すべての情報がすぐに価格に反映されるため、投資家が市場を打ち負かすことは難しいと考えられています。 - インデックスファンドなどの低コストな投資信託が有効
個別銘柄よりも、市場全体の動きに連動するインデックスファンドに投資する方が効率的と考えられています。 - 市場は短期的には変動するが、長期的に見ると上昇する
市場は常に新しい情報を取り込み、適正な水準に調整されるため、長期的に見ると上昇していくと考えられています。
しかし、市場の効率性には、次のような批判もあります。
- すべての情報が市場に反映されるわけではない
一部の情報は、限られた投資家しかアクセスできない場合があります。 - 投資家心理が市場に影響を与える
投資家心理は必ずしも合理的ではなく、市場の変動性を高める可能性があります。 - 市場には摩擦が存在する
取引コストや税金などの摩擦が、市場の効率性を低下させる可能性があります。
このように、市場にあふれる情報すべてが市場に反映されれば株価は適切な値に落ち着く。というマンキールの考えは理想的ですが、完全ではありませんし、コストや税金などの課題も存在します。
すべての情報が市場に反映され適切な株価を示せるよう、環境を整えることが大切です。
マンキール氏の仮説から得られる教訓
マンキール氏の逸話と仮説から私たちは教訓を得ることができます。
- 市場は効率的である
個々の銘柄を分析しても、市場全体のパフォーマンスを上回ることは難しい。 - 分散投資が重要
個別の銘柄に集中するよりも、インデックスファンドなどの分散投資の方がリスクを抑え、安定的なリターンを得やすい。 - 長期的な視点を持つ
短期的な値動きに惑わされず、長期的な視点で投資することが重要。
バートン・マルキール氏は、アメリカの経済学者であり、ランダムウォーク理論の提唱者として知られています。マルキール氏は、投資において個別の銘柄を選ぶよりも、インデックスファンドなどの分散投資の方が有利であると主張しています。
マルキール氏の理論は、多くの投資家によって支持されており、現代の投資理論に大きな影響を与えています。

ウォーレンバフェット氏の言葉
また、個別株の値動きを当てられないことを指摘しているのは、バートン・マルキールだけではありません。アメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェットは、1990年にニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、以下のように述べています。
個別銘柄の値動きを予測するのは、天気予報よりも難しい
ウォーレン・バフェット
天気予報はだいたい当たりますが、完全に当たっていることはありません。
個別銘柄の値動きはそれ以上に難しいということをバフェット氏は言っています。
では、株価の予想ができない私たちは投資をすることができないのでしょうか?
バフェット氏は、株価を当てようとするのではなく、つまり個別銘柄の値動きを当てることにではなく、長期的な視点に立って優良な企業を見つけて投資することが重要と言っています。
どういうことなのでしょうか?
ウォーレン・バフェットの考えかた
ここで少しウォーレン・バフェット氏をご紹介いたします。
彼は1930年アメリカ生まれ「投資の神様」ともいわれる著名な投資家であり、世界最大の投資会社であるバークシャー・ハザウェイのCEOを務めています。バフェットの投資方法は、長期的な視点に立って、優良な企業に投資する「バリュー投資」と言われる手法をとっています。
バリュー投資
企業の財務状況や経営体質を徹底的に分析し、本来の価値よりも割安に取引されている企業に投資する手法です
バフェットの率いるバークシャー・ハザウェイの過去50年の株価は、年率が20.0%以上という驚異的なリターンを達成しています。
BERKSHIRE HATHAWAY INC.
11歳から投資を始めた彼の経験は投資家の間で「投資のバイブル」といわれるほど参考にされています。
彼の投資に対する姿勢は謙虚で冷静です。
自分のやっていることを客観的に見つめ、常に情報を得て、先人から学び、自分の行動を変えること、そしてそれを続けます。明日どうなるかわからない個別の銘柄の値動きをあてに行くのではなく、10年後も優良であるだろうと思う企業に投資すること、それが彼の姿勢です。
マルキール氏やバフェット氏は銘柄の動きを当てようとしたのではなく、10年、20年後の業績がどうなるのか検討して投資を行い成功しています。
彼らのように行動するのは難しいでしょうけれど、少しでも取り入れて投資に役立てたいですね。
株式投資で成功するために必要なこと
株価予測に頼るのではなく、長期的な視点で投資を行い、分散投資を心がけることが重要です。
- 長期投資
短期的な値動きに一喜一憂せず、企業の成長性や配当といった長期的な視点で投資を行うことで、市場の変動に左右されにくくなります。 - 分散投資
複数の銘柄や資産に分散投資することで、リスクを軽減することができます。 - 企業分析
投資する企業の財務状況、事業内容、競争力などをしっかりと分析し、その企業の将来性を評価することが重要です。 - ポートフォリオの見直し
定期的にポートフォリオを見直し、必要に応じて組み入れ銘柄や投資比率を変更することで、市場の変化に対応することができます。 - リスク管理
投資には必ずリスクが伴います。自分のリスク許容度を理解し、それに合った投資を行うことが大切です。
株価予測に固執するのではなく、長期的な視点で投資を行い、分散投資を心がけ、企業分析をしっかりと行うことで、より安定的な資産形成を目指しましょう。
まとめ
完全な株価を予想することはできませんが、株価を予測する手法はいろいろ考えられています。
ファンダメンタル分析は、企業の業績、業界の状況などをもとにその将来の収益を予測する手法です。
テクニカル分析は、過去の株価データやチャートを参考にして、将来どのように動くのか予測する方法です。
クオンツ分析は、AIやビッグデータを解析し、高度な数式に基づいて客観的に株価だけではなく投資支援をする手法です。
このような精密な分析をしていても、完全な株価の動きは読めません。
株式投資は、将来を予測するゲームではなく、不確実性の中でいかにリスクを管理し、長期的に資産を増やしていくかというゲームです。
個別の株を選ぶのは本当に楽しいことです。
次はどんな技術が来るのか考えたり、たくさんの企業が切磋琢磨しているのを比べて次はここが上がるだろう・・・などと予想するのはとても知的な作業です。
私たちの多くにとって、市場を推測しようとすることは楽しすぎて、諦めることができません。 平均以上の成績を収めることはできないと確信していたとしても、ギャンブル気質な人のほとんどは、投資資金の一部で『個別株投資』というゲームを続けたいと思うでしょう。
バートン・マルキール
リスクを覚悟できているなら、自分の許せる範囲でリスク楽しむのは悪いことではありません。
最後にウォーレン・バフェットの名言をご紹介します。
ルール その1:絶対に損をするな。ルール その2:絶対にルール1を忘れるな
ウォーレン・バフェット
次回は「インデックス投資」について解説します。お楽しみに!
参考文献
バートン・マルキールとは【経歴や提言、名言を紹介】 - スパコンSEが効率的投資で一家セミリタイアするブログ (hyoshionnu.com)
経済学入門 ティモシー・テイラー
お金以前 土屋剛俊
ウォーレン・バフェット - Wikipedia